今年も参加させていただきました、インフラエンジニアの祭典 July Tech Festa。業務特性上、ツボに入る話が多いので毎回楽しみにしております。今回もオンライン開催ということで、お弁当や飲み物が配られていたあの頃を懐かしみつつ、でも家で参加できるの楽だなあとも感じつつ(どっちなんだ)聴講させていただきました。
ギリ起きれた。今回セッション数少ないんだなあ。毎回どれ聴くか悩ましかったからいいんだけど寂しい気もしたりする(わがまま#JTF2021
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
少ないっていうよりは、全てを20分に統一して間隔なく埋めて頂いたおかげで並行数が2つになってて少なく見えただけでした。確かにいつもどれ聴くかすごく迷うので、これはありがたかったです!!しかしセッション間隔は5分くらい欲しかったなあと(アンケートでも懇親会でも言ったのに何度もスミマセン)。少し延びると次のセッションの頭と並行に聞く時間が発生するという。これはこれで面白がってましたがw
聖徳太子中#JTF2021 #JTF2021_C #JTF2021_D
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
声質によりどちらが脳に優先的に届くかという実験をしている感じになっている#JTF2021 #JTF2021_A #JTF2021_D
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
ということでいつもどおりライブTwitter貼り付けを軸に、聞かせて頂いたお話についてさらっと書いていこうかなと思います。(っていうか、はてなブログのTwitterの貼り付けUIがクソすぎるんですが、はてなさんなんとかしてくれんかな… 一個貼り付けると一番上に戻ってしまい何度も往復する羽目になる… 往復してると中間のツイート消えちゃってたりするし… 直接URL貼ればいいんですけど、キャプションが見られないんですよね… 文句長いな。)
ちなみに、 July Tech Festa 2021 - 資料一覧 - connpass 上がってる資料はここに大体リンクされているみたいなのでご参考まで。
A1. グローバルEコマースシステムにおけるDevOps実践のこれまでとこれから
有名なファーストリテイリングさんにおけるグローバルシステムのSREとしてDevOpsやっていく結構貴重なお話。私も転職して半年くらい経った某弊社とシステムの構成物がかなり近く、規模は全然違えど、参考になる点が多かったです。見習ってやっていかないとなと思いました。そもそもマイクロサービス化ができてないので… Jenkins Shared Libraryとかは知らなかったので活かせるか調べてみたいです。
参考になりました。マネできることはマネさせていただこう…#JTF2021 #JTF2021_A
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
DevOpsとは:
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
「作ったものは自分たちで責任見ようね」
よい解釈だw#JTF2021 #JTF2021_A
これはホントそれ、と思う言葉で、こういう感覚を持ってきっちりやっていきたい。ただ、フロント・バックエンド開発とまとめてインフラ周り全部見る時間はなかなかきついんですけどね… やはりこのへんは自動不足だよな…と思うなど。
監視は別担当者か… やはり規模でかい組織は違うぜ…#JTF2021 #JTF2021_A
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
まあこういうところはリソース差出ますなw
D2. AWS CDKとTerraformをn個の観点で徹底比較
タイトル通り、AWS CDKとTerraformを徹底比較してくれる内容。正直、この手のツールが使われてないので導入の検討が出てる中、こういう情報は非常にありがたいですね。チームにも展開していまいましたw
Terraform vs CDK どっちも悪くないよね、という結論に帰着しそうな雰囲気
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
どっちもほぼ触ったことないからなあ…#JTF2021 #JTF2021_D
まあやはり一長一短はあるなあという感じでしたが、組織的にどちらに合うか、みたいなところも説明されていて素晴らしいなと思いました。
この記事も紹介されていましたが、このあたりはなかなか難しそうですね… 結局は頑張って自分たちに合うベストプラクティスを探していく必要がある、銀の弾丸など無い、ということですわな。勉強しないと…
C3. AWS SSO x オンプレADで簡単IAMユーザ管理
IAMユーザ管理をAD連携でうまくできないかという、なかなかニッチな話。前職にはADあったけど、今の弊社にはAD無いのでふーんくらいかなと思ってしまいましたが、
AWS SSOをADにつなぐとIAM管理が楽になるという主旨だが、でかいところはADに技術だけで繋がせてもらうの大変そうだし、小さなところはAD入ってなさそうだしハマる状況が少ないかもなあと思ったりする。できたらすごく嬉しそう。#JTF2021 #JTF2021_C
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
スイッチロール使ってるのでこれは見てみようとか
#JTF2021 #JTF2021_C
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
スイッチロールにはこれがいいらしいhttps://t.co/sTUXx6rqK2
AWSが外部連携する技術として色々あるんだなあ、しかも最近新しくできてきてるようで、ふとこの感想をつぶやいてました。
色々将来期待性があるんやなあ…#JTF2021 #JTF2021_C
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
こういう風に知らないことを知れるのは非常にありがたいですねー(ちょっと途中聞けてないところあったんですが…)。だからJuly Tech Festaはやめられない(もちろん他のカンファレンスもね)
D4. オブザーバビリティから理解するコンピュータサイエンス
パフォーマンスデータをとって監視したとき、どう読み解くのか、読み解くためにはコンピュータサイエンスいるよね(意訳)というちょっと耳が痛くなる部分もあるお話。これは非常にためになりましたね… もっと多くの具体的事例について聞きたかったです。
#JTF2021 #JTF2021_C
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
## 今日の課題
- CPU使用率の読み方 コアごと使用率の意味と計算機概論
- N+1問題 見つけ方とその発生原因
これは興味深いですなあ
学びがある…
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
### 運用監視の観点から
- 高トラフィック環境では、データ処理ではなくパケット処理のためにCPUの1コアが専有される
- 問題解決には対応したNICやOSカーネルのチューニングが必要
- ただのCPU使用率だと見落とす (コア毎の値が必要)#JTF2021 #JTF2021_D
これはチームに展開しなければいけない内容やで…#JTF2021 #JTF2021_D
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
軽く展開させていただきました。いやー、もっと掘り下げたい。
A5. 結局セキュリティってどうすればいいの?~セキュリティ超入門
確かにセキュリティの超入門ではあるけど、そこらの入門書に書かれてるピンとこない内容をうまく噛み砕いてこう考えましょうみたいなことを説明してくれる内容。ベテランでもふと振り返るにはすごくよいなあと思いました。資料が上がってないみたいで残念!
ふとすると意識が漏れるから何度でも唱えようCIA
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
## 情報セキュリティ
情報の機密性、完全性、および可用性を維持すること
機密性: 正当な権利を持った人だけがアクセスできること
可用性: 必要なときにアクセスできること
完全性: データが正当であること#JTF2021 #JTF2021_A
これはピンとこないかも?リスク対策の例
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
車上荒らし対策として、どうせ盗まれるなら窓ガラスが割られないほうがいいから鍵をかけない、保険も安いし
でも車上荒らしとしては鍵がかかってないものを狙う、窓割らなくていいから
哲学ですねえ(本当か?#JTF2021 #JTF2021_A
こういうとこですよね。具体的にセキュリティ考えるとき、ここを忘れちゃいけんよという。## ぼくの考えたセキュリティ五原則
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
- 何を?
- 誰が?
- どのように?
- 続けるには?
- やられたら?
よいです。唱えましょう。#JTF2021 #JTF2021_A
#JTF2021 #JTF2021_A
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
## 重要なまとめ
- 情報のCIAを保つ
- 完全に防ぐのは無理
- 五原則で考える
★スパイはロマン!
CIA!CIA!
D6. 量子アニーリングが簡単ってご存知でしたか?
ご存知なかったです。
Fixstars Amplifyで数独を解く
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
昔VRPとかやってたから聞いてるわけですが、制約条件書けるかなあ… Vehicleが可変ってどうやって書くんやろ#JTF2021 #JTF2021_D
学生時代最適化問題解く研究してたのでちょっと分かるかなあと思って聞いてたのですが。懇親会でもお話聞くことできましたが、やっぱりこの辺書くのが一番むずかしいようで… それ以外の部分は簡単に使えるように、っていうのが今回お話された内容の主旨でもあるということでした。現実をエンジニアリングするの難しいよね…
でも一番重要なことは藤間くんが教えてくれました。
量子は本番システムには#JTF2021 #JTF2021_D pic.twitter.com/dnVVlS3b7s
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
C7. 結局「インデックス」ってなんなんですか? - PostgreSQL の仕組みからインデックスの理解を深める
実は私もインデックスが何なのか知らずにRDBを使っていた人で… 大量データなどが無い、本当にシンプルなDBばっかりだったので… 分かる、分かるぞ…と思いながら聞いておりました。で、なんとなく当時参考になったページを紹介させていただきました。
お株を奪ってしまうかもしれないですが、各種DBシステムに対しての差異も交えて説明しているこのページ(SQLパフォーマンス詳解)もオヌヌメ。(全部読んだわけではないですが)#JTF2021 #JTF2021_C
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
RT: SQLのインデックスとそのチューニングについてのオンラインブック https://t.co/XipWFopvxK
SQLパフォーマンス詳解を紹介。(1スベリ)(ノルマ達成)
中座
ち、仕事のアラートが…
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
アラート来た。さすが試されてる。これがインフラエンジニアの採点か。(採点しないでよ2スベリ)
D12. SonarQubeをより有効活用する
なんだろうSonarQube?で聞くという。
#JTF2021 #JTF2021_D
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
SonarQube知らんから聞く
へ~へ~。CI/CDの考え方からこのツールに至るまで整理して説明いただけて非常にためになるお話でした。ちょっとどこかで使ってみたいなとは思いました。まだこの前段の部分が不足してるのでまだ先になりそうなところですが。とにかく覚えておきたいSonarQube。
休憩
トイレ行ったり何なりしてたらわりと聞けなかったですね… やはりそういう意味でも休憩はほしいですな。
B14. アジャイル時代こそ「設計」の意味を理解しよう
設計とは、というお話でしたが、なんかあるある話として聞いてしまいましたね。さすがに疲れてきてたのもあったかもw
設計 = 人間の世界 ∩ テクノロジの世界#JTF2021 #JTF2021_B
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
要求と設計がごっちゃになってる資料はごまんと見てきたな… 自分もやりがちなんだけど… そこ分けないと話がごちゃる#JTF2021 #JTF2021_B
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
およそデスマになる現場では:
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
基本設計フェーズで非機能要求やそのバランスを考えずにOSSフレームワークや、サンプルプログラムを参考にアーキテクチャを設計してしまう
うっ、頭が…#JTF2021 #JTF2021_B
設計ちゃんとやってこうぜ!(感想が雑w
懇親会
gather.town 周りで噂が聞こえてきていて使ってみたかったのでちょうど良かったです!
#JTF2021 これがgatherでテュギャザーしようぜというやつか… pic.twitter.com/7AYIcsUoqo
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
自由に歩き回れるのがSpatialChatよりもリアルに近づいた気がするけど、その分現実的なコミュ障が反映されてしまうというデメリットもある気がするw#JTF2021
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
UIとしてはすごくいいけど、それだけにどう入っていけばいいか難しいところはありましたねw(性格の問題です) スタッフの方にいざなっていただき徐々に入っていけました、ありがとうございましたw 毎回ありがとうございますと多少なりともお礼を言えてよかったです。
終盤は結構真面目なお話させていただきました。量子アニーリングのところでも書きましたが、システムがあっても現実の問題を解ける状態に落とし込むところが最難関みたいなとこありますよねーとか。
・現実の問題を最適化問題として定義するところってやっぱり難しいですよね、現場の人にはその余裕や技術がなかったりするし
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
・できたとしてもその解を実際に業務に組み込むところにも難しさありますよね
・経営サイドにそこまでやりきる判断をしてもらうのも難しいですよね#JTF2021
・現場の人が対応できるのがいいけどその余裕が無かったり秘伝のタレ化されてて言語化が難しかったりしますよね
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
・そのあたりで複数の会社をまたいでたりするとより実現が難しいですよね
みたいな、実は本質はここだみたいなお話ができて良かったです。技術だけで進むものではないよね。#JTF2021
皆さん抱える悩みはやはり似てるということがわかってよかったです。こういう談義は楽しかったです、ありがとうございました!!
まとめ
こう書いてみるとやはり結構な種類の話があってボリューミーですね。この日はブログ書く気力なかったですw日曜おじさんの脳には厳しいw
#JTF2021
— 聖(ひじり)@VisualStudio使いこなしたいおじさん (@hijili2) 2021年7月18日
ありがとうございましたー!今回もまた学びが深かったです
ということで今回も楽しく学びのあるJTFでした。スタッフの皆様本当にありがとうございました。次回も応援チケット買うのでよろしくお願いいたします!Winterあるかな?