スベリミナル効果

技術的なことを書こうと思ってたけど何でも書くことにします


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オープンセミナー2020@岡山 が想像以上に刺さってきた! #oso2020

oso.connpass.com


知る人ぞ知るオープンセミナー岡山、今回はオンライン開催でした。関東民の私ですが、以前に参加したのはもう2017年でした…そんな経ってたのか… 当時、内容もさることながら、名物とされる懇親会がすごく印象的でまた行きたいと思ってたのですが、なんだかんだ都合が合わなかったんですよね。で、今回は、良くも悪くもオンラインということで参加することができました!


で、今回のテーマが 【エンジニアリング x ○○】(えんじにありんぐ かける なんか)ということで、すごく面白そうと思ってました。


ただ、面白そうではあるものの、自分とはさほど直接関係しない別の話として刺激がもらえるかなくらいに考えていたのですが、期待値を超えて色々刺さってきて、個人的に凄く良かったです!


これはもうブログちゃんと書かねえと、ということで、聴かせていただいた発表内容についてつらつら書かせていただければと思います。例のごとくTwitter貼りまくりでお届けいたします。アーカイブ動画は一部見られます。

エンジニアリング×家業

家業である酒屋さんの跡継ぎとして、エンジニアリングを上手く使って成長させていくお話。マジ、これ、非常に面白かったです。現時点でアーカイブ出てないんですが… やはり裏話が沢山ありすぎたせいなのかな… お話面白くて大体呟いてたから貼っときます。(切ったほうが良さそうなところは切りつつ…)


商売の考え方とか、エンジニアリングの使い方とか、失敗に関する考え方とか、全てが新鮮で面白かったです。こういうふうにエンジニアリング力使いたい。

これから始めるデータ活用

はてなのMackerelチームのCREという目線から、データ活用がいかに必要でそれをいかに構築していくか、ということを事実も交えながらガッツリ聴けるお話でした。


このあたりから、最近ちょっと自分が調べてたこととリンクしだして、妄想が捗ってきてしまいました。


まだ動画見返してないっすw 聴けてなかったなあというところはあるものの、色々得るものがありました。そして、TLも見つつ色々考えてたらあのそーだいさんからアドバイスをいただける場面も・・・


そして、最近までSQLをガッツリ触ることがあまり無かったため、知ってはいたものの買ってなかったそーだい本をこのタイミングで買うというね。


これはこれで貴重なやりとりさせていただけたかなと(話を聞け)

フォーク、ナイフ、ものづくり

エンジニアリング×エンジニアリングと裏をかいた銘を打ち、知らない分野に興味はあるけど手を出しにくそうにしている人に対して、技術に立ち向かう方法論を自信の体験整理から提案する、という、ぐっと惹きつけられるお話。技術の一般的性質、というかなり大局的な視点のお話は、なるほどな~とならざるを得なかったなあと。具体例で一気に理解が進む感じもあり、なんか流れが巧妙だなと感じました。


ただ、とりあえず内容がつよいw そういう意味ではこういう↓感想もありました。


発表のあとのやり取りの中で、娯楽の誘惑に負けないためには?みたいなお話があったのですが、そこで「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドすごくやりたい時期があったけど、一週間集中してやりこんで終わりにした」というお話があり、別次元だなと思いました。


あれ面白すぎて何ヶ月やってたことか…

SUZURIを支える"モノづくり"の心

そのタイトルの通り、SUZURIの中の人による、サービスの技術的なお話とキャリアパスに対する考え方などのお話でした。

suzuri.jp


SUZURI、知ってはいたけど使ったことが無かったのですが、細部への技術的なこだわりを知って使ってみたくなりました。画像合成だけ取っても細かい話が色々あるんだなあと勉強になりましたね。


特に後半の想いの部分はエモくて良かったです。コードだけ気にしてると忘れがちになることもあり… そうだよなあと改めて想いました。


今後の展望(まったく非公式ですが)で出てきた、VR技術には期待したいですねー。リアルに触れられる日がくるのかなあ。。。

医療現場で働くシステム担当者として伝えたいこと

エンジニアリング×医療、ということで。ITが詳しくない医療関係者の人とITを橋渡しする医療情報技師、という立場でシステムを担当する中での、仕事のしかただったり、注意点だったり、期待通りのものをうまく作るためのお話でした。


「完成したシステムが欲しかったもんと違う」というお話を受け、ちょっとノリでツイートしたら真っ向からしかられた感じになるという流れ。そう、まさにこういう「ノーコード流行ってるから」的な技術選定じゃなくて、やりたいことを明確にした上でそれに合ったものを選んでいかないと駄目、という戒めをいきなり受けるというw 台本かよ。



ほんとこれ、という感じのお話がたくさんあり、うなずきつつも、自分がやってるかもな…と不安になることもあり、色々考えさせられました。急にまじめになったり。


本当に開発部署に貼っとくべき戒めが沢山出てきました。技術だけをおっかけるのではなく、まさに、エンジニアリング×○○の○○を見ないと駄目なんだぞ、というお手本のような発表でした。学びふかい。

エンジニアリング x US 海外とのコラボレーション

海外組織で働くというお話ですが、その中でもリモート前提の働き方においてドキュメントを大量に書くことの偉大さが全面に伝わってくるお話。正直、前職から今の職場にかけて、ドキュメントはあったほうが絶対によいとは思うのだけれど、コストとメリットのバランスでちょっと悩んでいた私にはぶっ刺さる内容でした。ツイートを追うだけでもそのあたりの揺れが観測できますなw


で、お悩み相談室か!というくらい図々しく質問を投げさせていただき、全部答えていただけた、まじでありがたし。


Q. オンボーディングの資料が大量にあるというお話でしたが、特に会社が変化しているフェーズだと、資料の内容も日々変える必要が出たりすると思うのですが、そのあたりのメンテナンスなどはどのような感じで行われているのでしょうか?例えば、新しく入ってきた人が気づいたら修正、なのか、ドキュメント管理役割の人がなんとなくいる、など、なにか特徴があったりするものでしょうか?


Q. スミマセン、続けてになってしまいますが、"Writing saves time"にはすごく同意なのですが、大量にやりすぎると上記のメンテコストだったり、誰しもに通じるように書くことはかなり難しい…みたいな面もあったりして、私も書きすぎることをややためらったりしてます。そのあたりを上手く回すコツというか、工夫みたいなものがあったらぜひ教えてほしいです。


結論:ドキュメント書いていこうぜ!


とは強く思いつつも「医療現場で働くシステム担当者として伝えたいこと」であった通り、思いつきだけみたいな形で「とにかくドキュメント書きましょう」だけ言っても、ドキュメント文化が無いところだとやはり抵抗感や、結局誰も読まない、みたいなことにもなりかねないわけで。そのあたりは周りの理解を得るために目的を示すとか、小さく広げていくとか、色々考えなければ急には無理だよなーなどとも考えつつ… この2つのお話が連続したあたりで、やはり物事簡単ではないなあと感じてみたりして、まあ色々考えましたね、まだ考えてる。

終わりに

どうでしょうね、このいつにもなく真面目な感想たち。ダジャレを挟むスキが無かったですよ。それくらい面白く学びがあったセミナーでした。想像以上でしたぜ… オンラインでもなんかわりとワイガヤ感があった気がしたのはセッションが一本だからなのかなあとも思いました。


あとね、司会の方がいらっしゃって、発表は録画だったわけですが、終わったあとに発表者の方とやりとりがあって、あれが結構良かったですね。その中で自然にQAも拾ってくれる感じで、なんかすごくよかったです(語彙力)


この会社の方みたいです(サイトは空っぽのようだ・・・) こういうとこもよかったです。



でまあ、繰り返しになるんですけど、開催ありがとうございました。良い時間をすごせました。



ただまあ、やっぱり岡山行きたい気持ちもあり、選べる世の中に戻っていってほしいものですね。ここの懇親会は凄いので、現地開催になったら是非皆さん行ってみてください。私も、岡山に行けるようになって、おもてなしを受けたときには絶対こう言いたいと思ってます。





あー、そんな、おかやまいなく!つってね(真面目に書きすぎてどこにも挟めなかった1スベリ)