さて、なんか前のJuly Tech Festa(JTF)の記憶がまだ新しいような… と思ったら前回は2019年の12月なので、半年ちょい振りのJTFでした。ある意味、真の"July" Tech Festaだったのではないでしょうか。
当然ながら、コロナ禍ということでオンライン開催でした。
Julyとはいえ、じゅーらい(従来)通りにはいかないですね。(1スベリ)
でも、ギリギリに起きて間に合うオンラインは、朝が弱い自分にとって素晴らしいことこの上なしです。梅雨も全然終わらないし…
7月のジメジメした雨の中で出かけるのジュライ(辛い)ですからね…(2スベリ)
とまあ、コロナはいい加減にしてほしいけどオンライン万歳なJTFでした。ということでそのへんも含めブログブログ。
セッション
まだこれからアーカイブで聴かせてもらうつもりのセッションいくつかあるんですが、とりあえずライブで聴いたいくつかのセッションについて少し感想を書かせていただければ。アーカイブ残る前提なのもオンラインの利点ですよね。
そして、早々に超スーパー早い資料リンク集ができててメッチャ助かります!!!
G3 「誰かの Engineering Life を Extend する」を仕事にした話
界隈では有名な金魚よこちさんのお話でした。エンジニアをExtendするために、エンジニアメンター準備室なる神組織を立ち上げた神話のようなお話でした。いや、ぶっちゃけね、自分もね、もっと後輩を見てあげなきゃいけない立場なんですよ、でも大してなんもできてない、その一方で、野良活動から始めたExtend活動を正式組織にしちゃうって、なんかステキやん。いや、もうそういう次元じゃないやん?みたいな。ここまでできなくても、小さなことから真似ていければと思いました。
「気にかける」は伝わらない
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
コミュニケーション機会を相手に任せすぎる、、、「声かけてね」では何も起こらない…
分かり身すぎる… 放置型だからなあ…#JTF2020 #JTF2020G
質問させてもらいましたけど、まずはこっちから声かけていく、気にかけるを言語化していくようがんばります、はい。チャットさせて頂きましたが、やっぱり通常業務がある中でこの活動されてて凄いなあとか、組織としてこういう活動の達成基準をどう考えるかなど色々聞けたりして、なんかすごく良かったです(語彙力)。
チャットで色々聞かせてもらえたけど、よこちさんから溢れ出る聖人感w#JTF2020 #JTF2020G
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
G4 マネジメントコンソールとの奮闘記
クラウドのセキュリティについてのお話。セキュリティ頑張ってもクラウドのコンソールってURL全部同じやからシャドーITできちゃうよねという課題のお話。
自社AWS環境と個人のAWS環境へのアクセスはURLが同じなので、proxyなどのフィルタでは防げない。会社AWS情報をDLして自分のAWSなりに上げることができる。
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
そう、fortigateの人もこの課題上げてた。SNIでも無理やし。#JTF2020 #JTF2020G
ここで言ってる"fortigateの人も"…は以下で聞いたお話。
課題感はこの発表聞いたときに持って、そうか、そういう穴があるのか…と思ってたので、今日聞いたcookieのやり方はなるほどと思いました。
Proxyでcookieまで見て、アカウント番号が不一致のアクセスがあったらAWS Lambdaとか駆使して通知を出す… なるほどぉぉぉ、そんな手段が…#JTF2020 #JTF2020G https://t.co/vhaGqmgLAe
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
ただ、今日聞いたお話前提で上のJANOGの資料見直してみたら、AzureADのテナント制限の話とか入ってましたね。多分、当時理解できず記憶から抜けてたと思われる… そういう意味では見直させる機会をいただき感謝感激雨嵐です。
なんか記憶落ちてたけど、シャドーITどうしゃどうのところで、SSLインスペクションしてヘッダにRestrict-Access-To-Tenantsを入れるとAzureADならテナント制限できること書いてあった… そういうのもあったか…
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
RT: そろそろSSL通信に本気出して向き合ってみる :: JANOG45 https://t.co/C0u9bfbjd2
そして、JANOGの資料ではCASBにも触れられてたんですよね。ぶっちゃけ、今日までCASBをちゃんと認識できてなかったです。そもそもクラウドがあんまり扱えてない弱々者だし、セキュリティサービスやってるけど中小企業向けの安価なものなので、SSLインスペクションまでやるサービス提供が全然想定されておらず鼻にもかかってなかったというか…(いいわけ) なので、今日このお話きっかけでメッチャ勉強になりました。セキュリティ系の話題仕入れてるつもりだったけど、アンテナが全然足りてないなあと実感しました。引き続き、この発表者さんの開発内容含めウォッチさせて頂きたい。
C5 JTF2020に来てください。本物の経営者目線ってやつを見せてやりますよ
キャー、黒ブラさーん、キャプチャしてー!!!#JTF2020 #JTF2020C
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
まあ、私はただの黒ブラさんファンですから。
ソナーマンー!(のぶよボイス)
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
この話JTFで初めて聞いたとき、なるほど、ここを装置化するのかーって思ったもんなー、ほしいと思った。#JTF2020 #JTF2020C
初めてのJTFで撃ち抜かれたんですよ。分かる分かるその課題、、、からのソナーマンで。私は情シスの人ではないんですけど。
「これで十分です、ソースは俺です」
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
「営業が自慢大会に変わる、超楽しい」
つよい・・・#JTF2020 #JTF2020C
顧客にとって一番を目指す
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
「ある意味世界一」
トゥンク…#JTF2020 #JTF2020C
今日も撃ち抜かれました。
いや、マジメに感想言えば、失敗談からの切り替えの話はなかなか聞けない貴重なものでした。黒ブラさんの最初のプロダクトにおいて、エンドユーザ目線から作ってしまって購入してもらう立場の人目線が足りてなかった、的なことって思いっきりやってしまいがちだなあと感じて。やっぱり、「自分が欲しい物」ってエンドユーザ目線のものになりがちだけど、こと会社においてそれが良いものになるかはまた別問題だったりするし。特にセキュリティなんて縛り縛られのせめぎあいなとこもあるし、「誰に売るのか」視点を意識しないとブレたり一方に寄ってしまったりしそうかなと。なので、こういう具体的な事例で話聞けるって凄い大事だなと感じました。マジメか!
あとは、最も得意なものに集中して、自信を持って売れるものを作る、これですよね。僕も、自信あるもので勝負したいと思います!僕が自信あるものといえば・・・
あれ?えーと?
E6 ネットワークへのCI的アプローチ
NEEDLEWORKの宣伝を有効活用したネットワーク機器をCIする具体的なお話でした。いや、もう冒頭のつぶやきを拾っていただいて、これに尽きるw
月額ライセンスでの提供も始まりました!(宣伝)
— よこち(yokochi) (@akira6592) 2020年7月25日
ネットワークテスト自動化アプライアンス「NEEDLEWORK」 ― 月額ライセンス提供を開始https://t.co/1jb71n74sU https://t.co/Dvw56y8wUN
とりあえず、弊社内には共有させていただきますw実は僕もう辞めそうなんですけどwww
しかし、今日はなんかAPコミュニケーションズの皆様にかまっていただけた感じを勝手に受けてました。チャットの方でもわざわざお声がけ頂けたし、今日のよこちさんの発表もただただ良い組織だなあと思ったし。なんかありがとうございました。買ってもないのにAPI欲しいとか言ってごめんなさい。
チャット(質問スペース)
今回使われていたのがspatial.chat。以下リンクは私が自分で作ってみたスペースなので、テスト的に入ってもらって大丈夫です。スマホとPCで入れば色々試せます。メール登録してみたら、そのうち有料プランできるけどそれまでは無料やで~ってメールが来てました。(※7/29早速有料化されたようです。5人以上入る場合はstandard plan(月49.99$)の必要があるようです。うーん、ちょっとお高いかな…)
これすごくいいですね。自分の位置を自由に動かせて、近づくと声が聞こえて、遠ざかると聞こえない。画像など置いて部屋っぽくできたりもする。聞こえるギリギリの幅で部屋を作れば上手くルーム分けとかできそうだなと思いました。これからも使ってみたい。このサービスを知れただけでもよかったです。
spatial chatで盛り上がりを見せるJTFwww#JTF2020 pic.twitter.com/bdeDJWmhPJ
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
そして、このチャットの方が、いつもの懇親会よりも話しかけやすかったというね(個人の問題ですが
過去一番登壇者の人と喋れた。広いカンファレンスとかだと会場で登壇した人見つけられないとかもあったし、オンライン様様だったな…#JTF2020 https://t.co/FXN9HHOkjC
— 聖(ひじり)@DQタクトウォークおじさん (@hijili2) 2020年7月25日
ぶっちゃけ、登壇者のかたの顔覚えてなかったりするもので… アイコンにオンマウスして「xxの発表した者です」など書いてあると安心して質問できますから。そういうARグラスはよ、という感じではありますが、今はこういうオンラインチャットを生かしていくのがいいんだろうなと思いました。オンライン万歳。でも新型コロナはそろそろ消えてくれ…
まとめ
ということで、マジ凝縮の一日でした。これが、10:00~15:45だったっていうのも改めて凄いなあと感じたんですよね。チャット話し終わってもまだ16:00過ぎ、ここからドラクエタクトウォークガッツリいけるやん!的なね(それかよ)。懇親会的なものが無いのは残念でしたが、そこはチャットで色々お話できたので、むしろ自分的にはこっちのが良かったところもあるし、上に書いたようなことを調べる時間も取れたし、なんかすごくよかったです(相変わらず語彙力
この状況でも、オンラインでも開催いただいたスタッフの皆様と登壇者の皆様には本当に感謝でございます。今回も確実に私のエンジニアライフはExtendされました。また次回、ぜひよろしくお願いいたします!!!ありがとうございました!!!!