前々から行ってみたいと思っていたけど何だかんだ行けてなかったMaker Faireに遂に行ってきました(day1のみ)。「遂に」と言っても、普段から工作してるわけでもなく、目当てのものがあるわけでもなく、単純に面白そうだなあということでフラっと訪れました。
フラフラ~っと見させてもらった中で、気になったり面白かったものをメモ的に残しておこうかなあと。写真とか全然撮らず、ただ楽しんでしまったので…
・重心移動による質量感提示デバイス
スズキHD | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
最近VRにハマっている自分としてはこれ凄く良いと思いました。
MFTokyo2018にて、重心移動による質量感提示デバイスの展示を行います。
— スズキ🐟@MFTokyo H-08-02 (@hdnnt) July 30, 2018
動画は展示の1つで、デバイスのスイッチを押すと、VR空間上で大きさの変わる箱が出現し、その大きさによって質量感が変わります。
他にも、HMD無しで体験できるようなものを1台、間に合えば2台持っていきます。#MFTokyo2018 pic.twitter.com/ahc2PJ7ZcD
私が行ったときの展示はボタンを押すと、ビールジョッキの重さに変わる、というものでしたが、結構リアルだったと思います。HMDかぶって持ったらビールだと信じれるはず。仮想空間だとなんでもできるわけですが、体験をリアルなものにするにはこういう創意工夫が重要になると感じました。脳に電極刺して自由にコントロールできるようになれば不要ですけどな。
・イス型入力デバイス
いっちー | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
調整中でした、体験したかった… これは近い将来にVRがそれなりに普及したら、家庭での一つの遊び方として出てきそう。ご家庭の椅子に取り付けて遊べます的な。工夫うやなあ。
・超小型ホバークラフト
超小型ホバークラフトについて - 超小型ホバークラフト研究室
普通に人乗せて結構動いてました。乗ってる子供は楽しそうでしたね。私が子供の頃、ホバークラフトのおもちゃのCMを見てワクワクしたものですが、今の子達はこれに乗ってワクワクしてるんやなあと時代の流れを感じてみたり。
・めくるめく人工知能の世界
センターステージ | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
センターステージの発表講演の一つ。タイトルに惹かれて行ってみたら「タイトルをこれにしてたの昨日思い出してどうしたものかと」という始まりで(笑。食べ物画像を顔画像に変換するという謎のAI技術の紹介などから、AIが普及した後の真面目な熱い?お話でした。公に言ってはいけないのかもしれないけど、AIとは直感の獲得であるという表現をされていて、なるほどなあと。AIの素人が聞いても興味深い話でした。どんなかたなのかなあ、と調べてみたら天才プログラマーの人だったびつくり。
あんな気軽に聞いてて良かったのかと思いました。最後の方で、中学生にpythonを教えることの意義を話されていましたが以下に詳しく書かれていました。うーん、フラっと行ってありがたい話聞けた、恐るべしMaker Faire。
夏休みだから、30人の中高生にPythonを教えてハッカソンをやってみた : 情熱のミーム 清水亮 - Engadget 日本版
・DISCO TECH
DISCO TECH | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
Hololensをかけることにより、曲に合わせた空間演出を体験できるHololens meets LIVEの方に注目。残念ながらデモは動いておらず上記ページのデモ映像だけでしたが、これは需要あるだろうなあと。
(現在放牧中の)いきものがかりライブによく行っていた私ですが、感動した演出効果って当然ながら物理で頑張ってるんですよ。例えば以下とか(すぐ消されそう)。
いきものがかり「おやすみ」Ikimonogakari "Good night" - YouTube
Ikimonogakari kirari いきものがかり キラリ ライブ - 動画 Dailymotion
このライブの後、照明について調べたけどもう忘れてしまった… とにかく金かかってるよなあと。こういうのが、もっと自由に簡単にできるようになると体験の幅は格段に拡がるだろうなと感じた次第です。このライブは演出含め良かったなあ… 活動再開しないかなあ(趣旨ずれとる
ただ、輝夜月ライブみたいに完全バーチャルに行ってしまうと100%自由になってしまいますが^ ^;
・micRokuro
KATO YOSHIMASA | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
ダークルームをスルーするとこだった危ない。これは不思議体験ですね。子供も大人も驚いてました。結構昔からあったみたいです。なにか応用方法がありそうな気もするが…
・3D影絵
ヒゲキタ | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
ダンボールとセロファンでできた3Dメガネを渡されて、うわーこのご時世にこれはどうなんやろ… とか思ってスミマセンでした。いざ体験すると、想像以上に迫力があり、迫ってくる影に思わずのけぞってしまいました。今回は場所などの都合上ハーフドームということで、フルドームも見てみたくなりました。
VRな人達にはこの二人のお言葉を
— ヒゲキタ (@higekita1) August 4, 2018
ハコスコ 藤井直敬
「3D影絵を超えてるVRコンテンツってあんまりない気がする」
エクシヴィ GOROman
「ガンダムフロントのドーム型映像よりぶっちゃけヒゲキタさんの方がすごい」
なるほど確かにという感じでした。影絵ももちろん、場馴れ感もすごいなと思いましたが、やはりこれも長くブラッシュアップされているものなんですね。いやー、世の中には凄いものがたくさんあるなあ。
といったところで。もちろん他にもたくさん気になるものがあったのですが、すべて挙げてたらキリがないので… 最後に書いたとおり、世の中には知らない凄いものがたくさんあるし、日々こうやって創り出されているんだなあと実感できました。いつか参加側に回れるよう精進したいです、はい。